巻き爪で、爪が肉に食い込んだ場合
炎症を起こすことがあります。そこにばい菌が
入り化膿し、悪化すると肉芽腫と呼ばれる
小さい肉の塊ができます。
ばい菌などの異物をうまく分解、あるいは除去できない場合に
その異物を隔離するために肉芽腫として出してしまう
と言われています。
肉芽腫ができた場合、激しい痛みに襲われているかと思います。
通常は、病院に行って肉芽腫を治療してもらわないと
いけない状態なのですが、なかなか時間が取れず
病院に行くことができない方もおられると思います。
そんな方は、一度以下の方法を試してみると良いかもしれません。
肉芽腫をクエン酸で取る方法
肉芽腫にクエン酸の粉をかけると
肉芽腫は乾燥し、黒くなっていきます。
2,3日ほどで、肉芽腫の痛みがなくなってきて
痒みが出てくるかと思います。
7日ほどで黒くなった肉芽腫は、ぼろぼろになり
ぽろっと取れるかと思います。
ときに、獲れた肉芽腫の中から新たな肉芽腫が
形成され出てくることがありますが、
再びクエン酸を付けましょう。
すると、上記のようになって取れていきます。
これを繰り返すことによって、完全に肉芽腫は
無くなるかと思います。
効果がある様でしたらたっぷりとつけてもらっても構いません。
肉芽腫を取っただけでは根本的な解決にはならない
肉芽腫を取っただけでは、その原因となる陥入爪がまだ残っているので、
そのままにしておくと、再び肉芽腫が形成されてしまいます。
陥入爪を改善させるためには、糸ようじの裏のとがった部分などを
利用して爪をはじいてあげる必要があります。
肉に食い込んだ爪を外に出してあげるのです。
肉芽腫が邪魔になっていたり、見えないような場合は、
テーピングで肉を下に引っ張ってみてみると、
爪が刺さっているのが見えるかと思います。
爪をはじくのを何度か繰り返せば、陥入爪は改善されていきます。
注意点としては、爪は絶対に切ってはいけません。
爪を切ると再び伸びてきた際に食い込む原因となりますので、
爪はのばしてください。
⇒巻き爪を糸ようじではじく方法
陥入爪かどうかは、爪を押すことで確認できます。
爪を押して痛みがあるようなら、陥入爪と思ってよいでしょう。
陥入爪は、うまくはじきだせば、痛みは治まります。
はじいて1~2日経った後にもう一度爪を押してみてください。
おそらく痛みはないかと思います。
押して痛みがあるようなら、まだ爪は刺さっている状態かと思います。
病院に行く時間がない。病院に行く前に試したい方は
肉芽腫にクエン酸を付けてみてください。
そして、その原因となっている陥入爪をはじいてみてください。
大体1週間ほどで改善されていくかと思います。